代表のkasaです。
松本市では、小中学校での環境教育を、環境活動団体や企業等からの支援で推進するための仕組みを3年前から立ち上げています。私が、なぜか副代表をしている中信地区環境教育ネットワークが、市民団体や企業と学校とのマッチングをコーディネートしています。
昨日は、平成24年度の事業報告会と交流会がもたれました。
松本市教育委員会の三輪先生(とても美人!!)のご報告の中で、環境教育の内容としてあげた4つの柱のうち、「環境に関連する人間と人間の関わりを学ぶ」という項目を紹介し、環境活動をしている私たちそのものが教材であることを強調されていました。
実践発表は、持続可能な松本平創造カンパニーわおん♪と株式会社環境技術センターよりありました。わおん♪さんは巾着袋にいくつか入った木の実をてざわりだけで当てさせるゲームを、環境技術センターさんは簡単な手づくり装置で放射線の飛んだ軌跡(!)を観察することを、短い時間の中で体験させていただきました。さすがにプレゼン上手です。
そんなお話を受けて、「本物って何?」をテーマに、ワールドカフェ方式の交流会を持ち、私がファシリテーターを務めさせていただきました。
時間が限られていたので、一般的なワールドカフェとはやや違って、私がふだんやっているワークショップの手法で運営してしまいましたが、楽しい交流ができたし、来年度につながる話題が引き出せたのではないかと思います。
この事業は、松本市環境政策課と市教育委員会と私たちの協働事業であり、参加してきている環境活動団体や企業も幅広くあるため、その運営は調整が難しいことがかなりあります。しかし、こうした取り組みは意義があり、先駆的だと思います。松本市のこの仕組みが中信地区に広がることを期待しています。
NPO地域づくり工房では、さまざまなテーマでの環境学習のプログラムを提供しています。ぜひお問合せください。