トップページ » 菜の花ブログ » 複数候補地アセスが法制化された

Author: kasa
• 水曜日, 6 月 22nd, 2011

今年4月22日、環境影響評価(アセス)法改正法案が国会で成立しました。

今回の改正は、事業系省庁の抵抗によって長年の懸案となっており、日本が先進諸国に大幅に遅れをとっていた計画段階でのアセスが法制化されたことが最大の特徴です。

これは、事業の規模や建設地を決める段階で、複数案を比較検討して、より環境への影響が少ない事業となるようにするための手続きです。

環境影響評価法改正の概要(今年3月19日閣議決定報道発表資料)

実際にこの手続きが導入(施行)されるのは2年後となりますが、自治体の条例も足並みをそろえることになります。ごみ焼却施設の生活環境アセスメントについても同様でしょう。

私は、先日のブログでも紹介したように、北アルプス広域連合によるごみ焼却施設について、私も公募委員を務めた検討委員会が答申した上位2〜3ヶ所で比較検討のアセスを実施することを昨年来より提案しています。

これに対して、トップダウンで物事を決める旧来のやり方に馴染んでいる人たちからは異論が出されていることも承知しています。

しかし、今からやろうとしているアセスが、このタイミングで旧来の方法で済ませておこうという姿勢では次世代に説明できません。より民主的で科学的なプロセスを踏んでいくことが、面倒なようでも地域での合意形成や自治意識を高めていくためには不可欠ではないかと私は考えます。

北アルプス広域連合は、今からでも、アセスのやり方について再検討して、地域との対話にのぞむべきだと思います。

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2 Responses

  1. 急がばまわれ!ですよね!?

  2. アセスの学習会をしましょうよ。

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