トップページ » 菜の花ブログ » 伊賀の「七の花」訪問記

Author: kasa
• 月曜日, 6 月 20th, 2011

伊賀市では、2008年の「全国菜の花サミットin信州・大町」(本会が実行委員会事務局を担当)に参加したことをきっかけに、その年の夏には大町から種を取り寄せて菜種の栽培をはじめ、2009年度には大山田農業公社に立派な搾油施設を整備し、菜種ヴァージンオイルとして商品化しています。

大半はキザキノですが、ここの耕地はタキイを使っています。筋蒔きにすることで良く実り、単位あたり収量は高くなるそうです。

伊賀の菜種の大半はキザキノですが、ここの耕地はタキイを使っています。筋蒔することで良く実り、単位収量は高くなるそうです。

昨年3月に学習会にお招きいただき、今回はこちらから押しかけて取り組み状況を教えていただきました。

現在、約50haで栽培(うち景観用を除けば約40ha)し、半分は自家用ないし自分たちの組合などで販売し、他の半分は公社で種を買い上げて名鉄百貨店などで販売しているとのことです。
この急展開は、バイオマスタウン構想を公約に掲げた現市長の後押しで、職員も勇躍して取り組んでいるという印象です。市からの持ち出しはほとんどなく、国の景気対策の補助金(事務経費を含む)などで整備してきたそうです。

山間の搾油施設もちゃんとデザインされています:shock:

収穫された菜種は大山田農林業公社の「菜の舎」に持ち込まれます。

収穫された菜種は大山田農林業公社の「菜の舎」に持ち込まれます。

ここの搾油施設は雇用対策ということもあって、若い人たちが事業を担っています。中心メンバーの福永さんは、私のことを「師匠!」と呼んでくれますが、とんでもない。焙煎搾りや生搾りなどいろんなことを試行錯誤して、とってもよく勉強していて、教えられることがたくさんありました。
「日本一、世界一といわれる菜種オイルをつくりたい」と、若々しい気概を語っていたのが印象的でした。

訪問のもう一つの目的は、焙煎と生搾りの両方をしているこの施設を会場に、第5回菜種オイルソムリエ研究会を一緒に開催することを提案することです。

今が菜種収穫期。リフトの上に重さを表示する計器が付いています

今が菜種収穫期。リフトの上に重さを表示する計器が付いています

幸い提案を歓迎してくださり、今後具体化していくこととなりました。
取り組みとしては私たちの方が「先輩」ではありますが、正直言って、追い越されてしまう不安を感じました。でもそういうレベルの話ではなく、日本に菜種ヴァージンオイルの文化を広げるために、産地が連携してやっていこうという前向きの話し合いになりました。

ここで7~10%に菜種を乾燥

ここで7~10%に菜種を乾燥

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