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• 火曜日, 5 月 03rd, 2011

その後の追加情報(2011/5/10)

学習会当日の参加者からいただいた質問の内、その場で回答出来なかったもの(※「メルトダウン」の定義について、※格納容器の大きさ)に関して、改めて原産協会の江尻さまよりメールにて情報が寄せられました。
それぞれ以下のように解説いただきましたのでご参照ください。

  • Q1 「メルトダウン」の定義について
    A 4月18日の原子力安全委員会において、原子力安全・保安院から、
    福島第一原子力発電所1~3号機の炉内状態について報告がなされており、
    その中で、以下の記載があります。
    http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan023/siryo1-1.pdf
    ==========
    2. 炉心 の損傷に関連する概念整理
    (1) 「炉心損傷割合」
    ・・・
    (2) 「炉心損傷」
    ・・・
    (3) 「燃料ペレットの溶融」
    ・・・
    (4) 「メルトダウン」
    燃料集合体が溶融した場合、燃料集合体の形状が維持できなくなり、溶融物が重力で
    原子炉の炉心下部へ落ちていく状態をいう。メルトダウンの規模については少量の場
    合から多量の場合によって原子炉圧力容器や格納容器との反応が異なる。多量の場合
    は、原子炉圧力容器等を貫通することもあり得る。
    ===========
  • Q2 格納容器の大きさ ネット情報ですが、概ね次のとおりのようです。
    http://ja.wikipedia.org/wiki福島第一原子力発電所
    http://ameblo.jp/study2007/image-10875743466-11107823524.html
    ↑こちらのブログ、3月12日より異様なまでに詳しい原発関連の情報が連日アップされています)
  • 福島第一1号機 全高:約32m、円筒部直径:約10m、球部直径:約18m 福島第一2~5号機 全高:約33~34m、円筒部直径:約11m、球部直径:約20m

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これまでのお知らせ(2011/5/3)
去る4月28日、工房主催の「いま議論しよう原子力のこと」学習会は、大変有意義な集会となりました。

この慌しい時期に、遠くからお越しいただいたJAIFスタッフにの皆さんには、工房スタッフ一同心より感謝いたします。

その後も福島第一原発は予断を容さない状況が続いています。
東電の発表した事故の収束に向けた道筋「当面の取り組みのロードマップ」も今後思惑通りに行けばと言う但し書き付きです。
どうしても、私たち素人目にはかなり危うい感じがしてしまいます。
また、ロードマップ通り、首尾よく更なる環境への放射性物質の大量放出が防げたとしても、原子炉の冷温停止から核燃料の取り出しまでは、まだまだ長い期間が必要なようです。

今回、原子力発電のこうした深刻なリスクを現実のものにしてしまった日本は、奇しくも世界で唯一の原爆の被爆国でもあります。
史上例の無い悲惨な歴史ではありますが、果たして、そのことゆえに、日本国は先進的な非核三原則、平和憲法を獲得しえたのではないでしょうか?
今回、人類が初めて目の当たりにした、地震、津波との複合原因による原発事故の禍々しい経験を、是非そうした将来の決断に役立てたいものです。

そいう意味で、皆さん、市民、国民の原発を考える一助になればとJAIFのご好意で学習会当日の貴重な資料集が提供されました。
さっそく、学習会資料:<書籍・資料>⇒<※ 提言・レポート>⇒<20110502意見交換会スライド.pdf>として工房のHP資料室にアップいたしました。

現在の危険な状況の一刻も早い完全な終息を、そして事故以前の健全な環境の完全回復を工房スタッフ一同心より祈って居ります。

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