• 水曜日, 3 月 23rd, 2011
福島の原発事故以来、次々と放射能の人体への影響が報道されています。
とくに、ここに来て食品の放射能汚染がいよいよ心配になってきましたね。
そこで、これを良い機会に、食品と放射能について信頼のおける機関の紹介をしておきます。
皆さんも、無責任な記事や風評に惑わされないよう、この際にしっかり学んでおいたら安心かな(^^;
- 財団法人 高度情報科学技術研究機構
こちらの『原子力百科事典(ATOMICA)』はかなり高度な内容ですが極めて質の高いデータベースを備えています。 - 日本の環境放射能と放射線
こちらはサイトマップの『食品から受ける放射線量』から入ると分かりやすいでしょう。
文部科学省の委託により財団法人日本分析センターが運営・管理しています。 - 独立行政法人 放射線医学総合研究所
こちらは医療関係のデータが豊富です。
ざっとこんなところです。
決して十分とは言えない、厚労省や報道からの情報に不安を募らせている皆さんの参考になれば幸いです。
adminからの余計なおせっかいとしては、まず表示される単位について一通り基礎知識を身につけて下さいね。
原発事故の空中線量ではずっと毎時シーベルト(Sv/h)又は毎時グレイ(Gy/h)が使用されてきましたが、放射性物質量はベクレル(Bq)が使われます。
ベクレルは簡単に言うと【毎秒ごとに原子核が自然崩壊する量】と言うことです。ですから「核種」と呼ばれる放射性物質毎に値が決まっています。さらにその核種を含む食べ物の単位量について標準化されるので液体の場合は毎リットル、個体の場合は毎キログラム等が使用されます。
食品等の場合色々な核種が複合して含まれていますので、その総量あるいは個々の核種について表示されています。
あともう一点、これもだいぶ報道等で目にするようになって、良く知られるようになりましたが、3桁づつ変わる「m」、「μ」、「n」、です。左からミリ、マイクロ、ナノですね。一つごとに1000倍違ってきますので気をつけましょう。
learn more…って言う方に(^^;
- 厚生労働省が頼りにしているらしいWHOの日本語サイト
FAQ(良くある質問)に日本語のPDF解説があります。
さらに、まだまだ厚労省は信用できん(^^と思っている方に
- オリジナルの食品輸出入基準?がココにありました。
ただし、英語
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