トップページ » 古典に学ぶⅣ(第6回)のご案内

• 金曜日, 3 月 04th, 2011

日  時:3月23日(水) 午後7~9時

会  場:NPO地域づくり工房

書籍名:大蔵永常『広益国産考』(岩波文庫)

資料代:500円(どなたでもどうぞご参加ください)

解説:傘木宏夫(NPO地域づくり工房代表理事、長野大学非常勤講師)

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地域(第Ⅰ期)、国家(第Ⅱ期)、経済(第Ⅲ期)と、地域社会の自立を切り口にして読みすすめてきました。第Ⅳ期は、さらに根源的に、人間とは何か、個人と共同体の関係は、人間の発達を保障する政治や開発のあり方等について、先哲らから学びます。

第5回の『人間不平等論』でルソーは、平和や環境との共生は、人類の理性や技術ではなく、人間の中の自然にたちかえることで担保される。非都市的な生活(農村的な生活)様式が取り込まれていることが、社会を維持していく上での調整機能を果たすことになると示唆していて刺激的でした。

第6回は、江戸時代の三大農学者の一人・大蔵永常の『広益国産考』です。資本主義の萌芽期である江戸時代後期の農民に対して農業の多角経営を指南しています。大蔵は、江戸幕府の菜種油製造政策を牽引し、関東地方に菜種生産を広めたことでも知られています。現代における中山間地域再生のヒントが随所に読み取れます。

どなたでも、どの回でも参加できます。ぜひお気軽に起こしください。

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第Ⅳ期の予定

第1回(終了) 和辻哲郎『人間の学としての倫理学』(岩波文庫)

第2回(終了) アリストテレス『政治学』(中公クラシックス)

第3回(終了) 旧約聖書『創世記』(岩波文庫)

第4回(終了) 唯円『歎異抄』(講談社学術文庫)

第5回(終了) ルソー『人間不平等起源論』(光文社古典新訳文庫)

第6回(3/23水) 大蔵永常『広益国産考』(岩波文庫)

第7回(4/27水) カント『啓蒙とは何か』(光文社古典新訳文庫)

第8回(5/25水) エンゲルス『猿が人間になるについての労働の役割』(国民文庫)

第9回(6/22水) マルクス『経済学・哲学草稿』(光文社古典新訳文庫)

第10回(7/27水) セン『自由と経済開発』(日本経済新聞社)

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