トップページ » 菜の花ブログ » 第1回地域づくり学習会

Author: kasa
• 水曜日, 4 月 08th, 2009

立って説明されているのが伊東昇さん
「地域づくり学習会」は、この1年間をかけて、大町市域を中心とした歴史や現状を学び、これからの地域づくりに向けた「市民白書」をまとめていこうとするものです。
第1回目は、大町の産業開発の歴史を学ぼうと、本会の会員で、郷土史研究者(仁科路研究会会員、歴史教育者協議会会員)の伊東昇さんに、「藤田財閥の“おおまち”進出が残したもの~信濃鉄道敷設100周年を前にして~」と題して、話題提供していただきました。仁科路研究会と大町駅前本通り商店街振興組合が共催してくださいました。
今朝の「信濃毎日新聞」で伊東さんの研究成果の概要とともに学習会の案内が大きく紹介されたので、35名もの方々にご参加いただきました。
高瀬川渓谷における水力発電、JR大糸線、昭和電工による国産アルミニウム第一号の生産など、この地域の歴史を語る上での大きな出来事の深淵が、明治の終わりから大正期にいたる藤田組(大阪)の大開発計画にあることを、膨大な資料から掘り起こされて、たいへん興味深いお話でした。
私は、パワーポイントの製作をお手伝いさせていただき、よく勉強になりました。
藤田財閥は、ロシア革命の影響により衰退してしまいますが、この開発計画にかかわった人たちの思いと汗が、今日の大町に生かされていることを知りました。
やはり、地域づくりに大切なのは人とその心意気だなあと思います。それだけに、地域に息づいている歴史を知り、それを時代に即した形で受け継いでいく努力が欠かせません。
「地域づくり学習会」の第1回目にふさわしい内容でした。伊東昇さんに感謝申し上げます。
なお、第2回は、5月13日(水)夜6時半~、NPO地域づくり工房にて、「大町市の財政状況」について、私(傘木)が話題提供します。

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.
Leave a Reply