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Author: kasa
• 金曜日, 2 月 17th, 2017

代表のkasaです。

太陽光発電所建設の計画をめぐって、各地で「反射光で熱地獄」「気温上昇」といった声が出されるようになりました。

その声を広げたのが、信州出身の池上彰さんをメインキャスターとした人気番組「日曜ビッグバラエティ」(東京テレビ系列)の以下の番組です。

今、地方を知れば日本がわかる!池上彰のご当地ウラ事情

<【兵庫県】室温50℃で熱中症!太陽光パネル『灼熱地獄問題』>(2016.9.25放送)

しかし、冷静に考えると、太陽光パネルにおけるエネルギー収支などを考えても、実際にそのようなことになるのか、疑問がたくさんわいてきます。太陽光パネルを大規模導入した場合の気温への影響は0.1℃以下で、それは屋上緑化と同程度で、省エネルギー効果としては屋上緑化より優れているという研究論文もあるからです。

そこで、この間、実際に係争となっている現場を歩き、裁判記録を閲覧して、実際のところどうなのか調べみたことを小論にまとめて、「自主簡易アセス支援サイト」にUPしました。

傘木宏夫「姫路市内係争事例における太陽光パネルの反射光シミュレーション」

係争中の案件なので、断定的なコメントは差し控えるべきですが、少なくとも、「早朝から午後2時まで東側に目が向けられない」といったことはありえず、反射光が原告宅に差し込むのは2月~3月の朝のうちだけではないかと思われます。とはいえ、反射光の差し込みがあるのは事実です。一部のパネル列の斜度をちょっと変更するだけで避けられました。事業者が、開発に先立って、きちんとシミュレーションを行って、その結果に基づいて住民との対話を行っていれば、裁判沙汰にはならなかったでしょう。

つまり、手前みそですが、「自主簡易アセス」がやはり必要だったということになると思います。






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