トップページ » 菜の花ブログ » 「検閲」する行政

Author: kasa
• 金曜日, 4 月 01st, 2016

代表の傘木です。

今日(4/1)「大北9条の会」の方々が事務所に印刷依頼に来られました。

大町市の「市民活動サポートセンター」では、市民に対して印刷機の使用サービスを行っています。用紙の持ち込みで、原紙代:1枚40円、インク代:10枚以内ごとに10円で、本会が行っている印刷サービスに比べて破格に安いので、「民業圧迫」と思っています。

ところが、「大北9条の会」の方々は、印刷しようとしているレジメが政治的であるとして、使用を拒否されたというのです。その理由は、「憲法9条を変えようとしている安倍政権に抗議しよう」という文言がよくないというのです。

その主張に賛成できるかどうかは、市民の中にはいろんな立場があると思います。しかし、その内容に踏み込んで、「政治的」と決めつけて、行政サービスを受ける権利を拒むのはあってはならないことです。

「検閲」という言葉が思い浮かびました。

時の政府や行政の方針に反対であっても、その主張を行う権利を保障するのが民主主義の大原則です。このような露骨な思想・表現の自由を阻害する行為は憲法違反です。

市民活動サポートセンターは、私が委員長を務めた「大町市市民参加と協働のまちづくり基本指針」策定委員会の成果として設置されたものです。大町市の市民参加と協働は「排除」の論理をもたずに、「自主性と多様性」を尊重することを「基本原則」に掲げています。

こうした精神がゆがめられ、行政にとって都合の良い部分とだけの参加と協働になってしまうことを懸念します。

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