トップページ » 【池田】養魚場跡地太陽光発電所計画 自主簡易アセス評価書案を公開

• 金曜日, 2 月 21st, 2014

3D-VRにより景観影響等をシミュレーションしました(協力:財団法人最先端表現技術利用推進協会)

 

 このたびソーラーカナモリ株式会社様の委託により、池田町会染地区の養漁場跡地で計画されている太陽光発電所(900kW)の自主簡易アセスメントを取り組んでいます。  

 その目的は、地元・池田町の土地利用制度との調整を図ることにあります。  
 池田町では、平成23年4月、「日本で最も美しい町」を目指して、新しい土地利用制度を制定しました。開発予定地は「田園環境保全地域」に指定されています。  
 昨年、当該地において太陽光発電所の建設が可能かどうか、同制度に基づき土地利用調整協議を申し入れたところ、「用途に適さない」「景観に支障をきたす」といった判断が示されました。そこで、事業者は、事業の具体的な影響をシミュレーションし、対策を示すことで、再度協議させてほしいと町に申し入れました。このような経過から、事業者より本会に対して、第三者的な立場からの環境影響評価を依頼されました。  

 この2月初め、町に対して本評価書案に基づく説明を行い、その結果、立地可との判断が示されました。今後は、「一定規模以上の案件」に該当することから、開発事業事前協議の手続きに入ります。開発計画は町を通じて町民に縦覧され、説明会が行われ、意見が募集されます。その際、この評価書案も添付されます。一方、本会では、WEB上に評価書案を公開し、地元住民に限らず、環境保全の見地からの意見を募集します。このように、自主簡易アセスは任意のものですが、町の制度と連動する形で進められます。

 太陽光発電所の建設については、国及び長野県は環境影響評価制度の対象とはしておらず、自主アセスの事例も殆どありません。このような取組みで、事業の説明責任を果たそうとする同社の姿勢は高く評価されてしかるべきだと考えます。  

 太陽光発電を含む再生可能(自然)エネルギーの生産は、それが大規模に実施された場合は、少なからず環境への影響が伴います。そうした問題を地域において未然に防ぐ観点から、第三者として本事業に対する評価を行います。私たちが見落としている問題もあるかもしれません。より幅広い見地からのご意見を募集します。いただいたすべてのご意見に対する回答をWEB上に公開します。 

 評価書案は表紙を含めて20頁の短いものです。ぜひご一読下さい。  



◇評価書案の公開WEBサイト(シミュレーション動画もあります)
  http://npo.omachi.org/works/yougyojyou/  

◇意見募集期間 平成26年3月17日(月)まで  
NPO地域づくり工房 代表理事 傘木宏夫(環境アセスメント学会常務理事)

 

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