湖畔旅館街再生に向けた研究会 第7回(公開研究会)ご案内
この研究会は、NPO地域づくり工房の2013年度事業「高齢者の住まいづくりを通した湖畔旅館街の再生を考える研究事業」(合津文雄代表)の一環として開催されるものです。木崎湖畔の旅館街を社会状況にあわせて、リニューアルしながら、地域づくりの拠点として再生を図ることが目的です。
これまでの議論や現地調査等により、旅館業としての形態を残しつつ、「居宅の延長」として客間を利用しながら、介護保険制度に基づく訪問サービスやその他(自治体及び民間事業者)の福祉サービスを利用する方法の可能性についても研究しています。
そこで、公益財団法人日本交通公社よりご紹介いただき、高崎経済大学(地域政策学部)教授の大野正人先生(同財団の上席客員研究員)を特別講師に、こうした事業の可能性についてご助言をいただくこととなりました。
政府は「どの国もこれまで経験したことのない超高齢社会」と表現していますが、お客様も高齢化していれば、小規模旅館業の担い手も高齢化し、後継者難を背景に廃業あるいは廃業が見込まれる旅館が多くなっています。湖畔の景観や温泉設備、ゆ~ぷる木崎湖という拠点施設などを活かしながら、どのような旅館業の将来を描けるのか、大野先生を交えて活発な議論を行いたいと思います。
ご関心のある方ならどなたでも参加できます。ぜひお越し下さい。
日 時:1月9日(木) 午後2時~4時半
会 場:ゆ~ぷる木崎湖(宴会場) 0261-23-7100
テーマ:超高齢社会における小規模旅館業の可能性
講 師:大野正人さん(高崎経済大学地域政策学部教授、公益財団法人日本交通公社上席客員研究員)
コーディネーター:合津文雄さん(長野大学社会福祉学部教授、本会理事)
主 催:NPO地域づくり工房
この研究活動は、公益財団法人日本生命財団「平成25年度高齢社会実践的課題研究助成」を受けて実施しています。