トップページ » 菜の花ブログ » ヒポクラテス『古い医術について』

Author: kasa
• 水曜日, 5 月 22nd, 2013

代表のkasaです。

【連続講座】古典に学ぶ「健康観」の第2回(5/22)は、医学の父・ヒポクラテスの『古い医術について・他八篇』(岩波文庫)を読みました(参加者4名)。

約2400年前、宗教や哲学により解釈され、歪められた医術の現状を批判し、経験と検証に基づく医療を提唱し、実践し、体系化していたことに驚かされます。ヒポクラテス

 「大衆のために講演をしようという気になるならば、それは褒むべき欲求とはいえない。そして少なくとも詩を例証に用いてはならない。それは専門の業の能力不足を示すゆえんである。」(「医師の心得」第十二節)

奴隷制の上に自由を謳歌し、弁舌好きなギリシア市民を皮肉り、職能人としての誇りをもって仕事しようと同業者に呼びかけているように受けとめました。

私もまた、「口先だけになっていないか、実践がともなっているか」と、諭されているような気分です。

この学習会は、どの回も自由に参加できます。宿題もないので、お気軽にどうぞ。

※次回以降の予定(毎月第4水曜、夜6時半~8時半、於:地域づくり工房)
第3回( 6/26水) キケロ『老年について』(岩波文庫)
第4回( 7/24水) バクワンダス他『入門アーユルヴェーダ』(平河出版社)
第5回( 8/28水) シュタイナー『健康と食事』(イザラ書房)
第6回( 9/25水) 貝原益軒『養生訓』(岩波文庫)
第7回(10/23水) 鹿野正直『健康観にみる近代』(朝日選書) 
第8回(11/27水) WHO『世界保健機関憲章』(社団法人日本WHO協会)

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